ソロキャンプの装備を軽量化する方法7選

    ソロキャンプの経験が増えてくると、次第にある気持ちが強くなっていきます。

    それは、「まるで隣街に行くような感覚でソロキャンプがしたい!」という思いです。

    「キャンプ行きたい」と感じた時に、バックパック一つでソロキャンプに行く。

    それがソロキャンプの究極系であると言えるでしょう。

    しかし、そのレベルに達するにはかなりの経験値と工夫が必要となります。

    今回はそんな「ソロキャンプの装備を軽量化する方法」について解説していきたいと思います。

    目次

    ソロキャンプの装備を軽量化するメリット

    まずは、ソロキャンプにおいて「装備を軽量化すること」のメリットについてお伝えします。

    いくつか挙げていきましょう。

    設営と撤収が楽

    装備を軽量化すると、キャンプにおいて一番手間となる「設営と撤収」が非常に楽になります。

    実際の労力が少なくなるメリットもそうですが、何よりも「精神的な負担が軽減すること」がとても大きなメリットとなることでしょう。

    設営と撤収が楽であれば、車からキャンプサイトまで多少距離があってもそれほど気になりません。

    そういった意味では、キャンプ選びの幅も広がると言えるでしょう。

    軽自動車やバイクでもソロキャンプに行ける

    近年はガソリン代も高くなっていますし、出費を抑えるために普通車から軽自動車に買い替えた人もいるはずです。

    装備を軽くすることで、軽自動車でも楽々荷物を積み込めます。

    極端に装備を軽くできれば、バイクでも十分にソロキャンプに行けるようになるでしょう。

    趣味に関する荷物を増やすことができる

    このメリットは、無駄でいて一番重要なメリットであると言えるかもしれません。

    必要な装備は最小限に留めておき、それ以外の趣味(遊ぶもの)の荷物を増やすのです。

    漫画本やSwitchなどのゲーム機、タブレットといった娯楽系の道具や写真を撮るためのカメラ、釣り道具、コーヒーミルなど、自分がこだわりたい趣味の道具も持っていくことができます。

    せっかく1人で自由に過ごせるのにも関わらず、荷物を減らし過ぎてやることがないというのも本末転倒ですよね。

    軽量化した分、趣味などの物を持っていけるようになるのも、大きなメリットであると言えるでしょう。

    ソロキャンプの装備を軽量化する方法

    ソロキャンプにおける「装備を軽くするメリット」が分かったところで、ここからは実際にどのようにして装備を軽くするべきなのかを挙げていきましょう。

    キャンプギアのサイズをコンパクトにする

    キャンプの装備を軽量化するためにまずすべきことは、「キャンプギアをコンパクトにする」ということです。

    テントやタープ、寝袋、クッカー、テーブル、チェア、バーナーなど、キャンプギアは非常に多くの種類が発売されていて、サイズ感もかなり種類豊富です。

    オシャレさや機能面なども考慮するべきですが、軽量化するためにはやはり「コンパクトなキャンプギアを選ぶこと」が何より重要です。

    「今あるキャンプギアがもったいないから」という理由で大きめのキャンプギアを使い続けてしまうと、いつまで経っても軽量化できません。

    今あるギアは複数人で行くキャンプなどに活用して、ソロキャンプ用のコンパクトなギアを新たな購入する様にしましょう。

    1つだけ買い替えるだけではそれほど全体量は減りませんが、すべてのギアをコンパクトな物に変えることができれば一気に軽量化が進むはずです。

    料理の下ごしらえを事前に行っておく

    ソロキャンプでキャンプ飯を楽しむ人も多いはずです。

    しかし、食材を丸ごと持って行ったり、調味料類を持って行ったりすると、意外とかさばってしまうものです。

    そのため、ソロキャンプに行く前日や当日の朝に下ごしらえをしておくというのも軽量化するためには有効な手段となります。

    チェアを持っていかない(地面or大きめの石に座る)

    キャンプに必ず持っていくギアの代表ともいえる「チェア」ですが、軽量化を目指すならば「持っていかない」という選択肢もありでしょう。

    地面にマットなどを敷いて座れば、実は十分だったりもするはずです。

    1~2回目は違和感があるかもしれませんが、それ以降は地面に座るスタイルが当たり前になってくることでしょう。

    また、「チェアは現地調達する」という方法もおすすめです。

    大き目の石や岩の周辺にテントを設営すれば、その石などをチェアにすることができます。

    そのまま座るとお尻が痛いかもしれませんが、マットなどを活用すれば十分にチェアとして機能するはずです。

    テント泊ではなくタープ泊にする

    キャンプといえばテントは必須であると思われがちですが、ソロキャンパーさんの中にはタープのみでキャンプを行う「タープ泊」をしている人もいます。

    タープ泊はテントよりも荷物としてかさばらないので、軽量化となるのです。

    テントのように個室風の空間を作ることは出来ませんが、ある程度の雨であれば防ぐことができますし、直射日光も防げます。

    自然をより感じられるキャンプができるので、一度タープ泊をしてみるとテント泊には戻れなくなってしまうかもしれません。

    ただし、大雨が降る時や強風の時には向かないスタイルとなるので、事前に天気予報のチェックは必須であると言えるでしょう。

    大きさだけでなく「重さ」にもこだわる

    ソロキャンプの装備では、前述した通り「大きさ」を意識してコンパクトなギアを選ぶことも重要ですが、「重さ」を意識することも同じように重要です。

    素材によっては、「コンパクトだけど重たいギア」もありますよね。

    そういった物を選ぶよりも、多少大きくても軽量のギアを選ぶ方が軽量化できる場合もあります。

    大きさだけでなく、軽さも意識するようにしましょう。

    バーナーを使わずに焚火で調理をする

    焚火で調理を行えば、バーナーやアルコールストーブなども必要なくなります。

    キャンプ場によっては、直火禁止のところもあるので事前に確認が必要ですが、焚き火にすることでキャンプの雰囲気もグッとUPします。

    火おこしも楽しみの1つと考えれば、より一層キャンプが楽しくなると思います。

    クーラーボックスを保冷バッグに変える

    食材や飲み物などをクーラーボックスに入れてキャンプ場に持っていく人もいるかと思いますが、軽量化するためにハードタイプのクーラーボックスではなく、「保冷バッグ」に変えるという選択肢もおすすめです。

    ハードタイプのクーラーボックスは、保冷力は非常に高いのですが、持ち運びしにくいですよね。

    それに対して保冷バッグは、保冷力はワンランク落ちますが、持ち運びしやすく帰りは折りたたんでバッグにしまっておけるのでコンパクトに持ち運ぶことができます。

    まとめ

    今回は、「ソロキャンプの装備を軽量化する方法」について解説してきました。

    • キャンプギアのサイズをコンパクトにする
    • 料理の下ごしらえを事前に行っておく
    • チェアを持っていかない(地面or大きめの石に座る)
    • テント泊ではなくタープ泊にする
    • 大きさだけでなく「重さ」にもこだわる
    • バーナーを使わずに焚火で調理をする
    • クーラーボックスを保冷バッグに変える

    これらの方法を実践すれば、確実にソロキャンプの装備を軽量化出来ることでしょう。

    ぜひ次回のキャンプから試してみてくださいね!

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