タープを選ぶポイント!形や素材ごとの違いって何?【キャンプ・バーベキュー】

    キャンプやバーベキューをする際に、食器やテーブル、食材の準備をしていざ楽しもうとしたところ、日差しが眩しすぎて暑くて楽しめないなんてことは初心者の方にはありませんでしょうか?

    キャンプやバーベキューをする際には「タープ」と呼ばれる屋根のようなアイテムが必須です。

    「テント」は聞き慣れているが、タープとは?

    という方の為に、今回はタープの必要性、種類、大きさ等、様々な視点からご紹介致します。

    バーベキューをする際には必須のアイテムなので、是非参考にしてみて下さい。

    目次

    タープの必要性

    選び方の前に、まずはタープの必要性について述べていきます。

    1.日陰を作ることができる

    タープの一番わかりやすい必要性ですね。

    タープを張ることで直射日光を避け、快適な空間を作り出すことができます。

    特に夏の暑い時期には熱中症対策にもなりますので、タープは必須アイテムです。

    2.荷物置き場としての場所確保

    バーベキューをする際には、食材や飲み物、調理器具、グラスなど沢山の荷物が場所をとります。

    タープの張られた下に荷物を置いておくことで安全ですし、食材によっては日差しに当たらない場所に置いておくことでいい状態を保つことができます。

    3.急な雨にも対応

    山や海など、場所によっては急な天気の乱れが生じることもあります。

    タープがない場所でバーベキューをして、もし急に雨が降ってしまったら大変ですよね。

    もしもに備えて雨にも対応できる環境を整えておきましょう。

    4.虫対策の為

    タープが無いなら、木陰でバーベキューをすればOKと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、木の下では虫や鳥の糞が急に落ちてくる可能性があり、せっかくの食事が台無しになってしまいます。

    また、タープを張ることで鳥からも食材があることに気づかれないようにすることもできるのです。

    タープによって、危険から身を守る役割があると言えます。

    タープにはどんな種類があるのか?

    それでは、タープの種類について詳しく解説していきます。

    1.ヘキサタープ 

    六角形を意味するヘキサゴンの言葉を由来としたタープです。

    タープを張った時の全体のフォルムが美しく、場所に応じてロープの貼り方を変えることができ、アレンジ性にも優れています。

    2.スクエアタープ(レクタタープ )

    スクエアタープ(レクタタープ )が長方形や正方形の形をしており、大人数でのバーベキューの際にオススメなタープです。

    面積が広い分、設営が少し大変ではありますが、居住スペースを広くとることができるのが特徴です。

    3.スクリーンタープ

    テントとタープが一体となったようなタイプです。

    居住性が高く、個室のような感覚でバーベキューを楽しむことができます。

    一方、設営が大変、開放感が少ない、強風に弱いなどデメリットも多くありますので注意するようにしましょう。

    4.ワンタッチタープ

    フレームとタープが一体となっているタイプです。

    一番の特徴は何と言っても、設営が簡単なことです。

    収納バッグから取り出して、フレームを引っ張るだけで完成します。

    テントのようにペグ打ちも必須では無いので、特に初心者にはオススメなタープと言えるでしょう。

    タープのサイズ

    以下はあくまで目安としてのサイズです。

    種類1〜2人3〜4人5〜6人7人以上
    ヘキサ400×300450×400500×500550×550
    スクエア250×250400×400500×500600×600
    スクリーン250×250330×330360×360400×400
    ワンタッチ150×150200×200300×300400×400

    購入する前に、実際に利用する人数やシチュエーションをイメージしておくといいですね。

    大きいサイズになる分、収納にも影響していくので、しっかりと確認するようにしましょう。

    タープの素材は何がいい?

    バーベキューをする以上は火を起こす必要がある為にどうしても火の粉が散ってしまいます。その影響でタープに穴が開いたなんてことがあっては大変ですし、残念ですよね。

    また、雨が降った際にも素材によってはタープが重くなってしまい、収納が大変なんてこともあります。

    是非、以下を参考にしてみて下さい。

    タープの種類は大きく4つに分けられます。

    ・ナイロン

    価格は少し高めですが、軽量で強度の高い素材です。

    熱には弱いので、焚き火をする際は注意が必要。

    ・ポリエステル

    最も広く使われている素材です。

    強度が高く、吸収性にも優れてり、価格や重さも含めて、全体的にバランスの取れた素材。

    ・コットン

    通気性が良く、ナチュラルな風合いがあります。

    その反面、濡れると重さが増すことや、価格が高い等デメリットも多いので気をつけましょう。

    ・T/C(テクニカルコットン)

    コットンとポリエステルの混紡素材であり、コットンとポリエステルのいいところを合わせたものです。焚き火の火の粉にも強く、コットンのような重さも軽減された素材です。

    タープの価格はどのくらい?

    1〜2人用の簡易的なタイプであれば数千円の価格でも購入が可能ですが、基本的にタープは4人前後の人数で利用することが多いです。

    メーカー、サイズ等を踏まえると価格は様々ですが、10000円〜30000円を相場と考えていいでしょう。

    メーカー等に強いこだわりが無いようであれば、10000円以下の値段でも購入は可能です。

    タープを立てるのに必要な道具は?

    タープを立てるためには、タープ以外にも必要なものがいくつかあります。

    忘れないようにチェックしておきましょう。

    1.ペグ

    ペグはロープを固定する際に地面に打ち込むアイテムです。

    タープを立てる地面によって種類が異なってきます。

    芝生や土の地面にはスチールペグ、アルミペグ、石が多いような場所では強度の高い鋳造ソリッドペグ、と言ったように場所に応じて使い分けも必要となってきます。

    2.ハンマー


    ハンマーはペグを打ち込む為の必須アイテムです。

    ハンマーも「スチールハンマー」「ゴムハンマー」「プラスチックハンマー」の大きく3種類に分けることができます。

    一般的にはスチールハンマーが無難ですが、かなり強度の高い地面においてはゴムハンマーは少し使いずらさがあります。

    ハンマーが無い場合に大きめの石を代用することがありますが、怪我をする可能性もありますので十分に注意しましょう。

    3.ロープ

    ガイドロープと呼ばれるタープを固定して、張りを調整する為に必要なロープがあります。

    「自在」と呼ばれるロープの長さを調整するアイテムもセットで使いますので、一緒に用意されているのか必ず確認しておきましょう。

    4.ポール

    タープを立てる際の柱となる必須アイテムです。

    タープとセットになっていることが多いですが、一緒にセットとなっているのかは事前に必ず確認しておきましょう。

    また、追加でポールを購入することで、高さや、幅の広げ方などバリエーションを工夫することもできます。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?

    今回はバーベキューに必須アイテムであるタープについてご紹介致しました。

    タープは家で言う「リビング」の役割をします。

    また、デザインや形状を自分の好みに合わせることにより、自分好みの家を立てたような気分にもなるのです。

    様々な役割を担ってくれるタープを人数や場所も考えながら、自身のアウトドアスタイルに合わせて購入の検討をしてみて下さい。

    管理人も愛用するタープはこちら!

    Nordisk(ノルディスク)kari(カーリ) 12

    シロクマのマークでおなじみのノルディスク製タープ。このタープの良いところは、コットン製なのでタープの下で焚き火もできること。そして何と言ってもこの温かみのあるホワイトカラーがお洒落。白色なので日差しの下でもタープの下が暑くなりにくく、張り方を工夫すれば大きな陰を作り出すこともできます。こちらのサイズは2〜4人で使うのにちょうど良いサイズです。

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