ソロキャンプ初心者におすすめのギア収納テクニック5選

    一昔前までは、1人でキャンプをする人はとても少なかったですよね。

    基本的にはファミリーかグループで楽しむアウトドアでしたが、ここ数年は「ソロキャンプ」という言葉がスタンダードになるくらい多くの人が1人でキャンプ場に足を運ぶようになりました。

    しかしソロキャンプ初心者の人は、まだ経験が浅いため色々な部分で困ってしまうかもしれません。

    「収納」もそんな悩みの1つではないでしょうか?

    この記事では、そんな「ソロキャンプ初心者におすすめのギア収納テクニック」について解説していきたいと思います。

    目次

    ソロキャンプは意外とギア管理が難しいもの

    ソロキャンプの魅力は、なんと言っても「自由なこと」ですよね。

    どのキャンプ場に行くのかも自分で自由に決められますし、どこにテントを設営してどんな料理を作るのかも自由です。

    寝るまでの時間をどう過ごすかもすべて自由なので、日常から完全に離れて自然に没頭することができます。

    しかし自由であるがゆえに、意外とキャンプギアの管理が難しいという側面もあります。

    例えばバーナーを使い終えた後にそのままにしておいても誰にも怒られませんし、飲み終わったマグカップをテーブルの上に置いたままでもOKです。

    多くのギアを自由自在におけるがゆえに、ギアが散らかってしまうのです。

    翌日に撤収する時も、何となく袋に入れて車に積んだり、そのまま積んだりするなど、「撤収できればOK」といった感覚になってしまいがちです。

    次回のキャンプ時にギアが行方不明になるケースも

    なんとなく適当にキャンプギアを管理していると、「あれ?あのギアはどこにあるんだっけ?」と行方不明になることもあります。

    ソロキャンプの場合、「明日キャンプ行こう」といったようにいつでも行けるのが魅力ですが、ギアが見つからずイライラしてしまうこともあるでしょう。

    また管理が徹底できていないと、「ガス缶が残りわずかで予備もない状態」になるケースもあります。

    ソロキャンプを楽しむためには、いつでも出発できるように「キャンプギアをまとめて収納しておくこと」と「消耗品の補充を徹底すること」がとても重要なのです。

    ソロキャンプ初心者におすすめのギア収納テクニック

    それでは、ここからは実際にソロキャンプを快適に行うための収納テクニックを挙げていきましょう。

    ソロキャンプは自分のやりたいようにやるのが最大の魅力ですから、すべてを真似する必要はありません。「便利だな」と感じたものがあれば取り入れてみてくださいね。

    大きめの収納BOXを用意しよう

    キャンプギアは、大きめのBOXに収納するのが1番です。

    袋に入れて持っていく人も多いですが、非常に取り出しにくいですし、「キャンプ場に着いていざ使おうとしたらなかった」なんてこともあります。

    収納BOXに入れておけば、なくなる心配もありません。

    クーラーBOXには食材系、収納BOXにはキャンプギア系といったように大きく分けるだけでも、かなりスッキリしますよ。

    またテントやタープ、チェア、テーブルなどの設営できたら、収納BOXを持っていくだけでOKなので非常に楽です。

    細々と分けて整理してあると何度も車と設営場所を往復しなければならないのは結構大変なので、そういった意味でも収納BOXは便利なのです。

    ワイヤーバスケットを活用する

    収納BOXを用意したら、そのサイズに合ったワイヤーバスケットも用意しましょう。

    例えばこのように分けます。

    • カップやお皿、スプーン、フォーク、箸
    • 調味料系
    • スポンジや洗剤
    • ランタンやシングルバーナー
    • ハサミや調理用ナイフ
    • 絆創膏や虫刺され用の薬、風邪薬

    分類ごとに分けてワイヤーバスケットに収納し、それを大きめの収納BOXに入れます。

    こうすることで、使用時にすぐに取り出せて便利です。

    また何が不足しているのかものも分かりやすく、たくさんのギアがあっても管理しやすいです。

    キャンプギアを大きめの収納BOXにすべて入れることでかなり管理が楽になりますが、もしすべて入りきらない量であれば、中程度の収納BOXを2つ用意して分けて入れるのもおすすめです。

    収納BOXの蓋の裏側も活用する

    キャンプ中級者以上の人が行っている収納テクニックの1つが、収納BOXの蓋の内側に小物を収納するというものです。

    収納BOXを開けた際に蓋の裏側が見えますよね。

    BOXと連結しているタイプであれば、開いた状態で目の前にありますし、分離しているタイプであれば、BOXの近くに立てかけることで蓋の裏側が見える状態となります。

    この蓋の裏側にDIYで小物のギアを固定できるようにします。

    「有孔ボード」を購入して、それに「ショックコード」を通します。

    有孔ボードは、等間隔に穴が開いている薄い板のことで、ショックコードは、ゴム紐のことを指します。

    どちらもホームセンターなどで購入することができます。(価格もそれほど高くはありません)

    どこに行ったか分からなくなることが多いキッチン周りのギアや、小さめのサイズのギアをショックコードを使い蓋に固定させておけばなくなる心配はありません。

    一瞬で見つけることができるので、かなり便利になるはずです。

    ゴムバンドを活用してバラバラにさせない

    キャンプギアの収納では、いかにバラバラにさせないかが重要となります。

    前述した収納BOXやワイヤーバスケットを使用すれば、袋に入れて持っていくよりも圧倒的にスッキリはしますが、それだとまだ完璧とは言えません。

    とっておきの収納テクニックがゴムバンドを使用するというテクニックです。

    「それだけ?」と拍子抜けしてしまう人もいるかもしれませんが、これが効果抜群なのです。

    分類ごとにゴムバンドで固定することで、「ガチャガチャ感」が全くなくなるのです。

    またゴムなので、大きさが変わっても変わらずに固定できます。

    ギアが増えても固定できますし、使うギアを取り出したとしても、残ったギアをしっかりと固定しておけます。

    ワイヤークリップを活用する

    このテクニックは収納というよりもキャンプ場でギアを使いやすくする(見つけやすくする)方法なのですが、ワイヤークリップを使用すると非常に使い勝手が増します。

    ホームセンターでも販売していますし、無印良品などでも販売しています。

    このワイヤークリップを収納BOXのふちに2~3個引っかけて見ましょう。

    そして、小物のキャンプギアをそこに引っかけておけば、いちいち収納BOXの中を覗いて他のワイヤーバスケットをどかしながら取り出さなくてもOKになります。

    収納BOXを高めの位置に置き、調理器具系をワイヤークリップにぶら下げておいても見た目がオシャレになりますし、万能ナイフなどを引っかけておくのも必要な時にすぐに使用できるので良いかもしれません。

    まとめ

    今回は、「ソロキャンプ初心者におすすめのギア収納テクニック」について解説してきました。

    • 大きめの収納BOXを用意する
    • ワイヤーバスケットを活用する
    • 収納BOXの蓋の裏側も活用する
    • ゴムバンドを活用してバラバラにさせない
    • ワイヤークリップを活用する

    これらの方法を実践すれば、ソロキャンプがグッと楽になるはずです。

    購入しなければならないアイテムもありますが、どれもそこまで高くないので思い切って購入しちゃいましょう。

    収納が上手くいくと、よりソロキャンプの楽しさが増すはずですよ。

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