キャンプブームで爆発的にキャンプ人口が増えましたが、それに比例して犬をキャンプに連れていくキャンパーさんも増えています。
5月ごろから10月ごろまでのトップシーズンだけでなく、冬に愛犬を連れてキャンプに行く人も意外と多かったりします。
冬は冬なりに「楽しみ方」があるものです。
しかし、愛犬に合った防寒対策は何かを考えてあげなければいけません。
犬種によっては寒さに弱いケースもあるので、愛犬が寒さに強いかなどもしっかりと知っておく必要があります。
この記事では、そんな「愛犬と行く冬キャンプの楽しさと防寒対策」について解説していきたいと思います。
愛犬と行く冬キャンプの楽しさ
キャンプといえば、家族や友人たちとバーベキューをしたり、焚き火をしたりするのも楽しいですよね。
日中は釣りやサイクリング、散策、川下り、マリンスポーツといったアクティビティもありますし、犬を散歩させるだけでも気持ちが良いものです。
一般的にキャンプを楽しむには適さないとされている冬の季節でも、犬と共に様々な楽しみ方があります。
キャンパーが少ないので気兼ねなく楽しめる
冬キャンプの大きな魅力の1つが、「キャンパーが少ない」という点です。
トップシーズンとなると、多くのキャンパーで賑わいますが、冬のシーズンだけはのんびりと静かなキャンプを楽しむことができます。
犬をキャンプ場に連れて行く場合、いつも以上に周囲に気を使わなければなりませんよね。
しかし、空いている冬のキャンプ場では、それほど気を使わなくても大丈夫です。
長めのリードを付けて散歩するのも楽しいですし、愛犬も喜ぶはずです。
犬の数も少ないので、ドッグラン付きのキャンプ場では、思い切り走り回らせることができるのです。
愛犬と共に自然を感じながら温まるのもGOOD
「冬は室内でぬくぬく過ごすのが好き」という人もいますが、寒い冬に外で焚火などで温まりながら自然を感じるのも良いですよね。
愛犬をキャンプに連れていき、寄り添ったり抱きかかえながら自然を感じれば、温かさと自然の両方を感じることができ、お互いに至福の時間を過ごせるかもしれません。
犬も飼い主さんとくっついていられるので、とても幸せな気持ちでいられるはずです。
就寝時もあたたかい寝具の中で一緒に寝れば、とても温かく、冬でも快適に寝られることでしょう。
ほどよい距離感で過ごすのが好きな子もいるので、そういった場合はその子の落ち着ける場所を作ってあげましょう。
寒くないよう、コット(簡易ベッド)にブランケットを敷いてあげたり、ホットカーペットや湯たんぽを用意してあげたりして工夫してみてくださいね。
散歩や雪遊びでストレス発散
キャンプに行くことで、日々のストレスを発散することができますが、犬も同じようにキャンプに行くことでストレスを発散できます。
「自然セラピー」と言われるセラピー法がある通り、自然は我々人間だけでなく愛犬にも、大きなリラックス効果を与えてくれます。
エッセンシャルオイルや家の中に飾る花の様な「小さな自然」はもちろん、公園や自宅の庭といった「中程度の自然」なども普段から感じているはずです。
しかし、「大自然」となるとなかなか頻繁には体験できませんよね。
キャンプはまさにそんな大自然を存分に味わえる時間となるので、とてもおすすめなのです。
毎日同じ場所で過ごし、同じ散歩コースを歩く犬たちは、実は退屈しているかもしれません。
冬のキャンプ場では場所によっては雪遊びができますし、においも音もいつもとは違うものばかりなので、ストレスを発散して楽しむことができるでしょう。
人や他の犬などが苦手なこの場合も、人の少ない冬キャンプでは飼い主さんとのんびり自然の中で過ごすことができるので良い気分転換になるでしょう。
冬キャンプで愛犬に負担をかけない工夫
冬キャンプに愛犬を連れていく楽しさをお伝えしてきましたが、実際に連れていくときには注意しなけれいけないことがいくつかあります。
そのことについて解説していきます。
冬は電源付サイトのあるキャンプ場に行く
冬キャンプはいかに寒さ対策を上手にするかがポイントとなります。
近年では電源付サイトのあるキャンプ場も増えているので、そういったキャンプ場を予約することで、電気ストーブやホットカーペットなどを利用することができ、格段に過ごしやすくなります。
もしも電源付サイトのないキャンプ場に行くのであれば、ある程度のワット数のある「ポータブル電源」を持っていくようにしましょう。
犬用の防寒着を用意する
人間が防寒着を着るように、愛犬にも防寒着を着せてあげましょう。
犬種によっては必要ない場合もあるので、愛犬に合わせて用意してあげてください。
服を着せてあげることで、散歩中などストーブやカーペットのないところでも、あたたかく過ごすことができます。
一枚だけでも温かさは増しますが、真冬であれば重ね着をさせても良いかもしれません。
日中は気温が上がるので一枚にして、夕方から朝方にかけては重ね着させるなど、飼い主さんが調整してあげましょう。
他にも、マフラーやドッグブーツなどもおすすめです。
犬用のホットカーペットや湯たんぽを利用する
ホームセンターやペットショップ、キャンプ用品店などには、「犬用のホットカーペットや湯たんぽ」などが販売されています。
ネットショップなどでも様々な種類があります。
そういった防寒グッズを持っていけば、格段に温かさが増します。
寒がりな犬でも快適に過ごすことができることでしょう。
キャンプの焚火の近くに居場所を作ってあげる
キャンプといえば、多くの人が「焚火」をしますよね。
あまり近づきすぎると危険ですが、程よい距離で愛犬をくつろがせる場所を作ってあげるのがおすすめです。
焚火の周囲に陣幕を置くことで、より暖まることができるはずです
まとめ
今回は、「愛犬と行く冬キャンプの楽しさと防寒対策」について解説してきました。
冬キャンプは、キャンパーが少ないので、愛犬とのんびりとくつろげる良さやドッグランでのびのび走り回れることも多く、ストレスを解消することができるでしょう。
また、雪遊びが好きな子は特におすすめの季節です。
防寒対策をしっかりと行えば、最高の時間を過ごすことができますよ。
そのためにも、防寒着や電気ストーブ、ホットカーペット、湯たんぽなど用意してあげましょう。
子犬や老犬の子たちにとっては危険な季節とも言えるので、無理に連れて行かないようにしましょう。
冬のキャンプは愛犬にぴったり!と思った方は、ぜひ冬にキャンプを楽しんでみてください♪