愛犬とのキャンプで意識すべきレイアウトのポイント

    愛犬をキャンプに連れていきたいと考えている飼い主さんは多いかと思います。

    中には実際に愛犬をキャンプに連れて行ったことがある人もいるでしょう。

    ドッグフードやリードなど最低限の犬用品を持っていけば、とりあえずは愛犬と共にキャンプを過ごすことは可能です。

    犬連れキャンプに慣れてきたら、次は「飼い主も犬も快適に楽しく過ごす」ために「レイアウト」にこだわってみるのもおすすめです。

    この記事では、そんな「愛犬とのキャンプで意識すべきレイアウトのポイント」について解説していきたいと思います。

    目次

    一般的なキャンプのレイアウトの種類

    まずは一般的なキャンプのレイアウトを挙げていきましょう。

    テントとタープ、車で三角形に設置

    車は風よけにして、キッチンや焚火台は風下になるように配置します。

    テントとタープ、車を横並びに設置

    三角形に配置せず、テントとタープ、車を横並びにします。

    こうすることで、キッチンや焚火台の左右にスペースができ、開放的な雰囲気を出すことができます。

    車のサイド側にテント、トランク側にタープを配置

    テントやタープを中心にするのではなく、車を中心に配置する一見変わったレイアウトです。

    しかし、テントとタープのそれぞれから車が近く、荷物置き場として活用できるメリットがあります。

    レイアウトのポイント

    愛犬をキャンプに連れていく際には、「犬を繋いでおくドッグアンカーをどこに設置するか」「犬が落ち着ける場所であるドッグコットをどこに配置するか」がとても重要になります。

    また、フェンスやケージを利用するなら、「テント周辺のどこに配置するか」も大切ですね。

    いくつかのポイントを意識することで、飼い主も愛犬も快適に楽しく過ごすことができるはずです。

    それでは、具体的に挙げていきましょう。

    愛犬の居場所はキッチンスペースから離す

    まず気を付けなければならないのが「安全面」です。

    犬をキャンプに連れていく際に特に注意すべきなのが、「キッチンスペースに愛犬が入らないこと」です。

    キッチンスペースには、調理器具や料理、コンロ、バーナー、などさまざまなものがありますよね。

    もしも愛犬が美味しい匂いに誘われてキッチンスペースに入ってしまった場合、クッカーを倒してしまいやけどを負ってしまうかもしれませんし、調理器具を落として怪我をしてしまうかもしれません。

    また犬だけでなく、人間も怪我をしてしまうかもしれません。

    他にも、犬が食べてはいけない食材なども口にしてしまう可能性もあります。

    様々なリスクがあるため、愛犬がキッチンスペースに入れないような位置(離れた場所)にドッグテントやドッグコットを設置するようにしましょう。

    愛犬の居場所は見える位置に設置

    「調理中は危険だし、チェアやテーブルの脚にリードが絡まってしまう危険性もあるから、テントから離れた場所に愛犬がくつろげるドッグテントやドッグコットを設置しよう」

    そういった考えで、飼い主さんのいる位置から離れた場所に愛犬をステイさせるケースもあるでしょう。

    しかし、これでは犬がかわいそうですし、もしもアンカーが抜けてしまった場合にすぐに気付くことができません。

    距離的に若干離れた場所にするにしても、必ず「飼い主さんが見える位置」に居させてあげましょう。

    そうすれば、愛犬も私たちも安心です。

    目隠しできるレイアウト

    犬をキャンプに連れていく際に気を付けなければならないのは、やはり「他のキャンパーさんや犬との接触」ですよね。

    特に非日常であるキャンプ場では、愛犬も普段よりも警戒心を高めていて、ちょっとした刺激に対して激しく反応してしまう可能性があります。

    それゆえに、なるべく愛犬が過ごす場所は他のキャンパーさんや犬から見えない位置にすることが重要です。

    そのために役立つのが、「陣幕やタープ、車」です。

    他のキャンパーさんが歩く可能性の高い導線側に陣幕やタープ、車を置き、その反対側に愛犬がくつろげるドッグテントやドッグコットを置くことで、落ち着いた空間を作ることが可能となります。

    また他にできる工夫としては、フリーサイトのキャンプ場であれば、なるべく端の方にテントを設営することです。

    ちょっとした工夫ですが、愛犬が落ち着いて過ごせる環境づくりをすれば、飼い主さんもゆっくりとくつろぐことができることでしょう。

    車もレイアウトの1つとして活用

    車をサイト内に停めておける「オートキャンプ場」などは、何となく車を置くのではなく「レイアウトの一部」として利用しましょう。

    前述したように、風よけや目隠しとしての役割を持たせることもできますし、荷物置き場として利用することもできます。

    また、「カーサイドタープ」を利用することで、リビングとしての空間を広くすることが可能です。

    ソロキャンプで愛犬を連れていく際には、カーサイドタープのみでテントをわざわざ設営しなくても快適に過ごすこともできます。

    車内に愛犬の落ち着ける場所を作っておけば、他のキャンパーさんや犬との接触も避けることができるので、とてもおすすめです。(車内には飼い主さんや犬自身の「匂い」も染みついているので、とても落ち着けます)

    キャンプギアはロースタイルがおすすめ

    レイアウトというよりかは、「スタイル」となりますが、愛犬とキャンプに行く際には、できれば「ロースタイルキャンプ」にしてあげたいところです。

    チェアーやテーブルなどが低くなっているロースタイルキャンプであれば、目線も愛犬に近い位置となるため、より一緒に過ごすことができます。

    飼い主さんとしても、ロースタイルキャンプの場合はより自然を感じながらキャンプを楽しむことができるので、とてもおすすめです。

    「暑さ」や「寒さ」にも気を付けよう

    愛犬が快適に過ごせるレイアウトを考えるのも重要ですが、特に注意すべきは夏の「暑さ」や冬の「寒さ」です。

    夏は直射日光の当たる場所に愛犬が長時間いないよう工夫したり、冷感シートや扇風機など便利グッツを使用したりしましょう。

    冬は冷たい風に当たらない場所にくつろげる空間を作り、電気ヒーターを使用するなどして体が冷え切らないようにしてあげるといいですね。

    犬は吠えて自身の居心地の悪さを知らせることもありますが、喋ることはできませんので、飼い主さんがしっかりと過ごす環境を考えてあげましょう。

    まとめ

    今回は、「愛犬とのキャンプで意識すべきレイアウトのポイント」について解説してきました。

    ポイントは5つで、次のとおりです。

    • 愛犬の居場所はキッチンスペースから離す
    • 愛犬の居場所は見える位置に設置
    • 目隠しできるレイアウト
    • 車もレイアウトの1つとして活用する
    • キャンプギアはロースタイルがおすすめ

    愛犬をキャンプに連れていくならば、飼い主さんも愛犬もより一層快適に楽しく過ごせるようなレイアウトがおすすめです。

    また、季節に合わせた工夫をすることもお忘れなく!

    ポイントを意識してキャンプで実践してみてくださいね♪

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