愛犬とのキャンプには犬用コットがおすすめ!

    キャンプに愛犬を連れて行きたいと思っている飼い主さんは多いかと思います。

    せっかくキャンプに来たなら、愛犬にも外の空気を存分に吸って自然を満喫してもらいたいものです。

    そういった時におすすめなのが「コット」です。

    最近では人間用のコットだけでなく、犬用のコットも多数販売しています。

    この記事では、そんな「キャンプにおすすめの犬用コットのメリットと注意点」について解説していきたいと思います。

    目次

    コットとは?

    コットは、キャンプの時に使用する簡易的なベッドの総称です。

    フレームに布を引っかけるだけで、寝られる場所を作り出します。

    地面と距離が空くので、凹凸を感じることがありませんし、地面の冷たさも感じずに寝ることが可能となります。

    種類としては、低い位置に設置するローコットベンチとしても使用できるハイコットがあります。

    寝るとき以外には荷物置き場やベンチとしても活用することができるので、キャンプで非常に役立つギアなのです。

    犬用のコットも大人気

    最近では、「犬用のコット(ドッグコット)」も大人気となっています。

    その名の通り犬専用のコットで、サイズ的にも人間のコットの半分以下となっています。

    スノーピークやロゴスといった人気のアウトドアブランドでも様々なドッグコットが販売されているので、愛犬に合ったコットを探し出すことができます。

    愛犬に快適にキャンプを過ごしてもらうためには、最適なキャンプギアであると言えるでしょう。

    犬用のコットには、いくつかの種類があります。

    • テント型
    • ドーム型
    • ベッド型

    愛犬が過ごしやすい形状のコットを購入し、快適な環境を作ってあげましょう。

    犬用コットのメリット

    犬用コットには、実に様々なメリットがあります。

    それらのメリットを知れば、愛犬とのキャンプがより良いものになるかもしれません。

    愛犬が快適に過ごせる

    人間は靴を履いて歩きますし、座る時にはチェアーを利用するので地面の熱さや冷たさを感じることはあまりありませんよね。

    これに対して犬は、地面に常に肉球が接地していて、伏せの状態では腹部も接地します。

    真夏の地面は驚くほど熱いですし、真冬の地面も驚くほど冷たいものです。

    この状態では心地よく過ごすことができず、ストレスを感じてしまうこともあるでしょう。

    しかし、犬用のコットがあれば、地面との間に空間があるので、熱さや冷たさが直に伝わりません。

    また、商品によっては保温性の高いマットが付属されていることもありますし、普段家で使っているマットを使用することで、さらに快適に過ごせる場所にすることも可能です。

    犬たちにとっては、犬用のコットの上で過ごすだけで快適さが大きく変わるのです。

    愛犬の立場になって、キャンプ中どういった時間を過ごしているのか(何時間寝転んでいるのか・座っているのか・その時どう感じているのか…等)、どうすれば心地よく過ごせるのかを考えることは飼い主としてとても大切なことです。

    キャンプに行くことがストレスにならないよう、人と一緒に愛犬たちも同じように楽しめるような環境づくりを目指しましょう。

    組み立ても簡単

    愛犬が快適に過ごせると言っても、組み立てるのに時間と労力がかかるならば、購入をためらってしまうかもしれません。

    しかし、犬用のコットはほとんどが組み立てが簡単です。

    大人はもちろん、小学生でも簡単に組み立てることが可能です。

    組み立てが簡単ということは、撤収もすぐにできるということなので、すぐに車にしまうことができるのです。

    価格も手頃

    キャンプのギアは、モノによってはかなり高額になるので、なかなか購入できなかったりもしますが、犬用のコットはそれほど高額ではないので、気軽に購入することが可能です。

    安い物だと5,000円台の商品もあります。

    ただし、スノーピークなどのブランドの商品の場合は高めなので、ブランドにこだわりたい人にとってはあまりメリットにはならないかもしれません。

    ロースタイルキャンプならば座りながら犬を撫でられる

    近年のキャンプでは、チェアやテーブルを低い物で揃えるロースタイルキャンプが流行っていますよね。

    チェアなどの高さも30㎝ほどしかないので、隣に犬用のコットを配置すればそれほど変わらない目線で過ごすことが可能です。

    ローチェアに座りながら、くつろいでいる愛犬を撫でるといったことも可能なのです。

    コーヒーやお酒を飲みながら愛犬を撫でて過ごせば、最高の幸福感を得られるはずです。

    自宅でも使用できる

    犬用のコットは、キャンプ時に大活躍するギアですが、自宅でも使用することが可能です。

    天気の良い日に庭にコットを置いてくつろがせても良いですし、家の中に設置してくつろがせることもできます。

    普段からコットを使用していると、キャンプ場でも自然とコットの上に乗ってくれます。

    「せっかく購入したのに乗ってくれない」といった可能性も低くなるでしょう。

    犬用コットの注意点

    非常にメリットの多い犬用のコットですが、いくつか注意点もあります。

    購入する前に必ず確認しておきましょう。

    サイズが合わないと犬がくつろげない

    犬用のコットは、およそ3種類ほどの大きさが販売していますが、おおよその感覚で購入してしまうと、サイズ感で失敗してしまいます。

    犬は丸まって寝ることもありますが、日中にのんびりする際は、伏せの状態で足を前に伸ばしてくつろぐことも多いものです。

    「体の大きさ+前足を伸ばした長さ」が必要となるため、購入したコットのサイズ感が小さめだと足がはみ出てしまい、くつろげないといったこともあるのです。

    犬用のコットを購入する際は、必ずサイズ感を事前に確認するべきだと言えるでしょう。

    コットを使用してくれないケースもある

    コットの形状は、犬がくつろげるように設計されていますが、すべての犬がその上でくつろいでくれるとは限りません。

    居心地の悪さを感じて、まったく使用してくれないといったケースもありえるのです。

    スノーピークなどのブランド商品を購入したものの、まったく使ってくれないとなると、飼い主さんとしてはかなりショックが大きいですよね。

    そのため、まずは安価なコットを購入し自宅でも何度か使用してみて、気に入ってくれた段階で似たような形状のブランド商品を購入するのが良いかもしれません。

    腰に負担がかかる

    犬用のコットは、地面からある程度の高さがあります。

    犬はその高さを自分で上り下りするわけですが、10歳を超えた老犬や腰が悪い子(腰の病気になりやすい犬種)にとっては負担が大きく、腰を悪くしてしまったり、悪化してしまう可能性があります。

    そういった心配のない年齢の子や健康な子、犬種にとっては、スムーズに上り下りができるので心配いりませんが、犬の年齢や健康状態、犬種によってはリスクとなってしまうのです。

    また、生後3ヶ月~4ヶ月の幼犬に関しても、コットの上ではしゃいでそのまま落ちてしまい、怪我をする可能性もあります。

    コットを使うか使わないか、その使用方法も、愛犬に合わせて考える必要があるでしょう。

    まとめ

    今回は、「キャンプにおすすめの犬用コットのメリットと注意点」について解説してきました。

    • 愛犬が快適に過ごせる
    • 組み立ても簡単
    • 価格も手頃
    • ロースタイルキャンプならば座りながら犬を撫でられる
    • 自宅でも使用できる

    このように、手軽にプラスできるキャンプギアのコットがあれば、より一層愛犬が快適に過ごせるようになります。

    購入の前に、愛犬の年齢や健康、犬種(段差が腰痛に繋がりやすい子…等)を考えて本当に必要なのか検討してくださいね。

    ブランド物の高価なコットは乗ってくれなかったときに残念なので、まずは安価なコットで試してみるのも良いかもしれません。

    愛犬とのキャンプでは何かと準備が必要ですが、必要なものや気に入るものはなんだろうと試行錯誤するのも結構面白いですよね。

    その子に合うアイテムを揃えて、一緒に楽しい時間を過ごせますように!

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