キャンプに愛犬を連れていく際、様々な事前準備をするかと思います。
ドッグフードや給水用具、リード、ドッグコット、ドッグアンカー、おやつ、タオルなどは必須ですよね。
しかし、準備中には気が付かなくても、意外に現地で気になるのが「愛犬の汚れ」です。
キャンプ場は自然の中にある施設であるがゆえに、過ごしているうちにかなり汚れてしまうものです。
「野外だから仕方がない」と割り切れる飼い主さんであればそこまで問題にはなりませんが、多くの飼い主さんは汚れが気になるのではないでしょうか。
そこで、キャンプに行く前に汚れないように(汚れても綺麗にできるように)対策を立ててはいかがでしょうか。
この記事では、そんな「キャンプ中に気を付けるべき愛犬の汚れ対策」について解説していきたいと思います。
愛犬が汚れると車やテント内が汚れてしまう
愛犬がキャンプで一日過ごすと、かなり体が汚れます。
土の上で長時間過ごすわけですから、当然ですよね。
汚れた状態でテント内に侵入してしまえば、テント中が砂や土まみれになってしまいますし、飼い主さんが抱っこしたり愛犬がじゃれるために飛びついてきた時に、飼い主さんの服が汚れてしまうこともあるでしょう。
また、汚れた状態で車の中に入れば、シートや床などがかなり汚れてしまうでしょう。
寝るときにテントが砂でじゃりっとしていたら心地よくはないですよね。
キャンプ中も日常に戻った後も汚れた車に乗らなくてはいけないという状況も避けたいものです。
そうならないように汚れ対策が徹底できれば、飼い主さんも犬も快適にキャンプを楽しむことができるはずです。
2ルームテントを選ぶ
まず最初の対策としては、雨が降りそうな日にキャンプに行く際はなるべく「2ルームテント」にすることです。
2ルームテントは、雨に濡れることなく愛犬が歩き回れる空間で過ごすことができます。
大型犬は物足りないように感じるかもしれませんが、小さなテントだけで過ごすよりは、快適に過ごせるでしょう。
設営自体は若干大変ですが、2ルームテントであれば、テント内にドッグコットを設置することもできますよ。
洋服を着せる
キャンプに愛犬を連れて行ったときは、大抵の場合は夜テントの中で一緒に寝ますよね。
キャンプでは愛犬と一緒に寝ようとしたとき、「愛犬の体が汚い」といった状態になっていることが多いかと思います。
野外の自然の中で一日過ごすわけですから、身体が汚れるのは当たり前ですよね。
足回りはもちろん、草むらの中に入ったり、地面に体をこすりつけたりなど、活発な犬であればかなり汚れてしまいます。
外で遊んで汚くなった状態で一緒に寝なくていいように、対策を取りましょう。
そこでおすすめなのが、「日中は愛犬に服を着せておく」という方法です。
身体のすべてを覆うことは難しいですが、一般的な犬用の服でも胴体周りや首周りを覆うことができます。
顔や足先、尻尾以外の部分を覆えるようなロンパースタイプの犬用の服も販売しています。
夏場は厚くて着せることは難しいですが、それ以外の季節ではそういったものを着せることで、体の大部分を汚れから守ることも可能です。
夜寝る前に服を脱がせて、新しい服を着せてあげれば、それほど汚れは気にならないことでしょう。(顔周りや足回りは濡らしたタオルで拭いてあげればOKです)
犬用ドライブシートを敷く
愛犬とのアウトドアに活躍するアイテムの一つとして、「犬用ドライブシート」があります。
車内の後部座席全体に敷くものや、ボックスタイプのものなどがあります。
事前に用意しておけば、多少の汚れがついていても躊躇することなく、車に乗せることができます。
撥水や傷防止、滑り防止など、商品によって特徴があるので合ったものを選択しましょう。
キャンプで使用するものは、丸洗いできるものがおすすめです。
ドライブシートはキャンプだけでなく、お出かけなどの日常使いもできるので一つあればとても便利ですよ。
ペットシーツを活用する
ちょっとした工夫の一つとして、紹介したいのが「ペットシーツ」です。
愛犬に川遊びをさせた後、意外と大変なのが「肉球などの足回り」の汚れを取ることではないでしょうか。
体を拭いている間、濡れた肉球で地面に触れてしまうため、足回りが汚れてしまうのです。
そこで活用するのが、ペットシーツです。
大きさはシングルではなく、ワイドやスーパーワイドのペットシーツが良いでしょう。
体を拭くときにペットシーツを2枚ほど敷いておけば、一度足回りを拭いた後さらに汚れがついてしまうのを防ぐことができます。
ペットシーツの吸水性によって、足の裏表面の水気もある程度は取れます。
また、汚れたら捨てるだけなので、タオルより手軽です。
ペットシーツは2~3枚程度であればそれほどかさばりませんし、愛犬とキャンプに行くときに持っていく良いでしょう。
まとめ
今回は、「キャンプ中に気を付けるべき愛犬の汚れ対策」について解説してきました。
犬をキャンプに連れていくということは、必ず多少は汚れるということを覚悟しておきましょう。
その上で、以下の様な対策を実践し、快適に過ごせるようにしましょう。
- 洋服を着せる
- 2ルームテントを選ぶ
- 犬用ドライブシートを準備しておく
- ペットシーツを活用する
ぜひ愛犬とキャンプに行く際は、これらのポイントを実践してみてはいかがでしょうか?